“バイクのお仕事(修理など)”の記事一覧

バッテリーの話

先日、バッテリーを充電してほしいとの事で来店のお客様とのやり取りで
こんなことがありました。face_08
お客様: こんにちは、バッテリーの充電お願いしたいんですけど・・・。
   私: いらっしゃいませ。充電ですね、このバッテリーですか?
お客様: はい。
   私: あっface_08
これがそのときのバッテリー
   私: お客様、このバッテリーふた開けました?
お客様: はい。開けて水たしちゃった。だめなの?
   私: このバッテリーは、密閉式バッテリーなので開封厳禁でしかも補水できないんです。
      なので、充電と言うよりこれはもう交換になりますが・・・なみだ
お客様: じゃあ仕方ない。。。交換して
   私: かしこまりました。
と、このお客様に新品を購入いただきました。
で、最近のバイク用バッテリーについて解説くるま
バイク用バッテリーは、車のものと違い最近の車種のほとんどは密閉式バッテリーを採用しています
これは、バッテリー自体をコンパクトにするのとともに転倒の際の液漏れを防いでいるようです。(おそらくですがあせ)
したがって、密閉式バッテリーはふたのところに「DO NOT OPEN」と書いてあります。
4輪バッテリーとは、違うのでご注意ください。

エンジン分解中

ここ何年かで急激に増えてきた、自動車業界のリコール改善対策ヤマハの取り組みと作業を紹介します。
今回は改善対策ヤマハVOXクランクシャフトを交換しています

クランクシャフトはエンジンの一番中心部分のパーツなのでエンジンを車両から降ろして
分解をします。写真は、エンジン単体でシリンダーまで外したところ。

このような形で部品がセット組みされて送られてくるので、ただひたすらあせ
分解・交換をしていきます。

ここまで、ばらばらになりましたface_02
あとは、交換しないパーツなどを洗浄して分解と逆の手順で組み立てて行き
走行テストをして問題なければ完成きらきら

ここまで、時間にして約5~6時間ほどかなりバイク屋さんの仕事としてはウエイトがありすぎて
きついです。DOWN
ですが、昨今のお客様の商品の安全性に対する考え方やメーカー・販売店の取り組みと
して重要なことと捉え、何よりお客さまに安心してバイクにお乗りいただけるようメーカーとともに
努力しております。

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