今回も定期点検のお話。
少し前にも記事にしましたが、定期点検の重要性について入庫事例を紹介しながら
お話しできたらと思っています。。
今回は、ブレーキ回りについて、ディスクブレーキの事例をご紹介。
↑はとあるスクーターのフロントブレーキに使われているマスターシリンダーとブレーキキャリパー
左側のパーツがマスターシリンダーと言ってここにブレーキフルードが常に溜まっていて
ブレーキレバーを握る根元のパーツになります。 中が黒くなっているのは溜まっていた
ブレーキフルードが長年交換されなかった為、黒く変色しヘドロ状になっています。
右側がブレーキキャリパーと言ってここにブレーキパッドが付いていて実際にブレーキをかける
パーツです。 こちらも中にブレーキフルードのカスが溜まって汚れています。
ここにカスが溜まってしまうとブレーキが利きっぱなしになって走らなくなってしまいます。
そして、こちらを掃除したのが↓の写真。 きれいになっています。
ここにブレーキフルードを入れるのですが、またその下の写真で別の車両の物で
ご紹介します。
左の写真の物も結構汚れていますが、きれいにして新品のブレーキフルード入れたのが
右の写真。。 そうなんですブレーキフルードはほぼ透明なのです。若干黄色みが付いていますが
ほぼ透明。それが、あんなに黒くなるんです。 ブレーキフルードが汚れると何が良くないのか?
それはズバリ! ブレーキの利きが悪くなる。 のです。
なので、定期点検でそうならないようにしましょう。。。