ヤマハ整備士コンテスト準優勝

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 ヤマハ発動機販売(株)では、7月21日(木)、関東LVサービス課・研修センター(埼玉県春日部市)で『YAMAHA World Technician GP 2005』日本大会を開催しました。

  YAMAHA World Technician GPは、ヤマハ発動機(株)が2000年より推進している世界基準のサービス教育システム「YAMAHA TECHNICAL ACADEMY」の一環として、2002年にスタート。ヤマハ製品を扱うサービスマンのみなさんが、国や地域の違いを越えてお互いにサービス技術を競い合い切磋琢磨することで、いっそうのお客さま満足度向上に役立てていただきたいと実施しているものです。

 今回の日本大会には、「YAMAHA TECHNICAL ACADEMY」シルバークラス以上の資格を持つ全国サービスマンのなかから20名が参加。接客競技(10分)と、実技競技(50分)の2種目によって、サービス技術力を競いました。

tech02 接客では、基本的な挨拶や言葉使いから修理受付け、見積り、納期伝達まで10項目について審査。日頃の仕事ぶりが問われるお客さまとのコミュニケーションですが、親切丁寧、臨機応変なやり取りで多くの参加者が高得点をマークしました。

 また実技では、実際に整備相談センターへ問い合せがあった修理事例を出題。50分という限られた時間の中で多くの方が苦戦したものの、レベルの高い技術を披露しました。

 その結果、「YSP練馬西」(東京)の濵﨑温生さんが優勝。2位に「YOU SHOP T’Z」(埼玉)の竹内和義さん、3位には「ダンガリー」(愛知県)の石川喜康さんが入りました。

  なお優勝した濵﨑さんは、10月18日(火)・19日(水)、静岡県磐田市のヤマハ発動機本社で開催する世界大会『YAMAHA World Technician GP 2005』に、日本代表として出場します。

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修理できるかできないかではなく、ひとつの故障の発見から関連部分を的確にチェックできるか。また、的確な工具の使い方や車両の清掃など、幅広い項目で審査を行なった

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着席してじっくり話し込んだり、車両を挟んで会話する方法など接客スタイルはさまざま。会話の運び方、質問の応答なども合わせれば、まったく同じ接客はあり得ない

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優勝者に送られた盾

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左から2位の竹内さん、優勝した浜崎さん、3位の石川さん

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優勝 濵﨑温生さん YSP練馬西

「自分たちが目指しているサービスは、いかにお客さまに満足していただけるか。普段からすべてのスタッフが意識して接客やサービスに取り組んでいます。今回は、私たちがいつもやってきたことが正しいのかどうか、確認するために参加しました。とりあえず、間違っていなかったことが分かってホッとしてます(笑)。

しかし、私個人の反省点、課題は接客ですね。整備だけでなく、今後はもっとお客さまのコミュニケーションをレベルアップしなければ、と強く感じました。

また、今回の大会に出場してみて、多くの販売店さんが負けず劣らずサービスに力を注いでいることも分かりました。優勝したからといって満足するのではなく、他の販売店のみなさんに負けないよう、今後もサービス技術を磨いていきたいと思います」

 

2位 竹内和義さん YOU SHOP T’Z

「前回もこの大会に参加しましたが、挨拶の大切さ、言葉使い、修理に対する考え方など、毎回新しい発見をもたらしてくれる貴重なチャンス。基本に立ち返って自分のサービスを見つめ直すことができるんです。今回も改めて感じたことがあり、反省しながらの競技となりました。

この経験を生かして、自分だけでなく、多くのスタッフのスキルアップにつながるように、努力していきたいと思います。また、メーカーが率先して整備士コンテストを開催し、サービスの重要性に訴えていますが、むしろ私たちが率先して取り組んでいかなければならない時代にきていると感じました」

 

3位 石川喜康さん ダンガリー(株)

「ここで味わったのは極度の緊張感。失敗しないように、頭をフル回転させながら競技に取り組みました。しかし本来は、競技よりも普段の接客や修理で、もっと緊張感を持って取り組まなければならないのだと実感させられました。

ここで感じたことを店のスタッフたちに伝え、サービスについて見直し、スタッフ全体のレベルアップに繋げられればと考えています。またサービスの重要性が問われている昨今、このような形でヤマハが私たちにサービスを見直す機会を準備してくれることは、非常に有り難いと思います。サービス技術の向上についてもっと積極的に捉え、より多くの販売店さんに参加してほしいと感じました」

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